コロナ渦でコミュニケーションが大きく変わりました。

私の身近でもリモートワークの方がとても増え、ミーティングやご相談をWeb(ZoomやTeamsなど)で行うことも日常になりました。動画収録やWebセミナーなど、カメラ越しのコミュニケーションが増えている方も多いのではないでしょうか。

セミナーや研修などでも「動画撮影などカメラの前で話すときに緊張してしまう」というお話をよく聞きます。

目の前に人がいない状況で話すのは、反応がわからず思った以上にやりづらいです。また動画は後に残るものなので、緊張して言葉がスムーズに出てこないケースもあります。

そこで今日は私も気をつけている、カメラの前でも緊張せずコンディション良く話す3つのポイントをお伝えします。

1.節を作る
2.問いかけながら話す
3.休憩を入れる

1つ目は節を作ることです。

話す内容を台本のように書き出して、一字一句間違えないように話そうとするとほぼ緊張します。カメラの向こう側にいる人ではなく、自分の台本に意識が向きすぎると、ネット越しの話に聞こえます。もし途中でつまづいたりすると、コンディションを崩して全体的に固い仕上がりになってしまいます。

なので、話のまとまりの中で「節=伝えたいこと」をきちんと伝えることを意識すれば、前後で多少ミスしても大丈夫です。

野球の試合に例えるなら、最初からノーヒットノーランを狙っていくと固くなりますが、多少ヒットを打たれてもいいけど試合には勝つぞ。と考えればコンディションは良くなります。

2つ目は問いかけながら話すこと。

もしアシスタントの方がいれば、カメラの近くにいてもらったり、一人で収録するのであれば、カメラの近くに写真やぬいぐるみなどを置いてもいいと思います。

ぬいぐるみに問いかけても返答はありませんが、動画を見ている人に「あなたに伝えているんです!」という雰囲気が格段に伝わります。目線はカメラでもいいですし、たまには本当にぬいぐるみを見ても大丈夫(笑)。ずっとカメラ目線よりもむしろ自然な仕上がりになります。

3つ目は休憩を入れる

私もセミナー動画を撮影するときに、長くても30分に一度は休憩を入れています。もしノーカットでなくつなぎ合わせが可能な動画であれば、10分に1回くらいで区切ってこまめな微修正ができます。

車の運転も長時間集中しつづけるのは限界がありますし、こまめに休憩を入れたほうが最後までいいコンディションが続きます。

今回はカメラの前でも緊張せずコンディション良く話せるポイントを3つご紹介しました。

動画は作ることがゴールではなく「見た人に何が伝わるか」「その人がどう行動するか」が大切。あなたがガチガチに緊張しているより、自然体でコンディション良く話せる方が伝わる動画になります。

ぜひ意識していただいて納得のいく動画を作っていただけたら嬉しいです!