初対面でも「相手の印象に残る」話し方のコツ

「まるで◎◎のようですね」と、相手のプラス印象を伝えることです。

◎◎の部分は「季節、花、色」あたりが使いやすくておススメです。

まるで夏のような元気を頂けそうですね！

まるでかすみ草のような穏やかな雰囲気をお持ちですね！

まるで初夏のような爽やかな風のようですね！

第一印象が良ければ、その後のコミュニケーションをスムーズに進みやすくなります。ベラベラいきなり自分や自社のPRをするより、相手の印象を率直に伝えたほうが各段に効果的です。

具体的なメリットとしては

私もいろいろな方と名刺交換しますが、印象で褒める人は100人のうち3人いるかいないか。名刺交換はつい形式的に流れ作業になってしまいがちです。他の人がやらないことをやるからインパクトがある。だから印象に残りやすいです。

「まるで」はその人が感じた印象なので、正解も不正解もありません。デリカシーの無い印象や人格を否定するようなものでない限り、前向きに受け入れてもらいやすい。だから心が開き笑顔が出てきます。

もし相手を花に例えて、例えた花が相手の好みでなかったとしても、相手は悪い気はしません。なぜなら印象は人それぞれだから。

言葉は忘れてしまいますが、イメージは記憶に残りやすく、思い出しやすい傾向があります。また褒めてもらって「嬉しい」と感じた経験はいつまでも心に残ります。

先日とある女性講師の方と名刺交換をし、スッとしたキレイな姿勢で弾ける笑顔が印象的だったので

＊＊さん初めまして。まるで向日葵のように元気を頂けそうな素適な笑顔ですね！

彼女から満面の笑みがこぼれ、その場で仕事に繋がる紹介を頂きました。毎回こうした成果に繋がることはありませんが、繰り返していくとアドリブで例えが出やすくなります。