決められた手順で仕事するのもいいですが、相手を見ながら臨機応変に対応していかないとロボットに足元をすくわれます。

現在、社内のITサービスを検討中で数社から見積もりを取り寄せています。各社とも成約に向けてのフォローに余念がありません。

そのような中で、ある大手メーカーの営業担当とのやりとり。

規定により来訪での営業対応はできかねますので、ご質問事項をまとめておいて頂けますか。○月○日*時にお電話します。

指定の時間になっても掛かってこない。

翌日、同じ担当者からお詫びの電話が(しかも慌ただしい朝に)。当然ゆっくり話ができる状況でなく最低限の用件になります。

昨日はお電話できず申し訳ありませんでした。再度ご都合のよろしい時間帯を教えて頂けますか。その時間に合わせてご連絡しますので、、、では○月△日**時にお電話します。

で、また掛かってこない。

さらに翌日メールが届く。

昨日はお電話に至らず申し訳ありませんでした(略)大変申し訳ありませんが再度候補日を頂きたく存じます。

—ここから—
日程 :  月   日
時間帯:10:00~12:00
15:00~17:00
※平日のご指定でお願いいたします。
—ここまで—

バカですか?
メールができるならなぜ最初からメールでやりとりしないんですか?

口約束を2度もスッポかすのだから3度目の約束だって信用できないし。メールで日程調整すれば約束が守れるとも思ってるんですか?

商談の本題が始まる前に、自分でスタートラインを大きく後ろに下げていることに気づいているのでしょうか。本人が問題意識を持っているか、そして会社がこの事実をどこまで把握しているか。

何でもメールにすればいいというものでなく、電話とメールの特性をふまえて、相手に応じて臨機応変に使えばいいと思うのです。

杓子定規に言われた事だけをこなすだけなら、人ではなくロボットができるようになっていくでしょうから。