非常時の対応。

「台風接近に伴い御社が行った事は何ですか?」
「自然災害に備えて準備していることはありますか?」
「3.11の震災前後で社内は何か変わりましたか?」

面接官個人の考えを聞くのではなく、会社として何を優先し・何をしたのかを聞くとその会社が大切にしているものがわかります。例えば仕事なのか従業員なのか。

もし今回のように台風10号が接近していて、直撃か微妙な状況であればさらによくわかる。

楽観的な見方をすれば「業務可能」
悲観的な見方をすれば「自宅待機」

もし帰宅指示や自宅待機などの指示が出ず、本人任せにしているなら従業員の安全より、業務継続を優先する傾向があります。

もちろん重要な仕事や納期対応等で台風が来ても来なくても仕事してもらわねば困る。と言う時もあります。であれば従業員の安全も考えた上で、近隣のホテルに泊まらせる等の会社指示を出しているかどうか。

従業員から求められたら対応する。というスタンスは危機意識が低い。「言われたらやる」は「言われなければやらない」ということだから。

日本は地震や台風といった自然災害と、隣り合わせなのは3.11を見れば分かる。

自然災害や情報漏えいによる失墜など、勉強事例は山のようにあるにも関わらず、対岸の火事の如く何も変わらない会社だとしたら求職者はどう感じるでしょうか。

就活は縁。

会社と応募者が両思いになれるかでお互いが「合う・合わない」を判断するのが面接。もし非常時の経験談や災害時の対応に違和感を感じなければ、ご縁は一歩近づくと思います。