グループ会社の内定式を行いました。

10月時点での18卒内定学生は8名、採用活動は継続していますので最終的な来春入社は11~12名になる見込みです。当グループの採用選考では筆記試験の通過率はおよそ20%。一次面接へ到達する学生は5人に1人です。

この狭き門を突破した内定学生は、院生・学部生・留学生など学歴はさまざま。これまで学んだ専門分野とITスキルを掛け合わせ、スペシャリストへの階段を上りはじめます。

そして内定式のあと、シニアマネージャーからのプログラミングレッスン、1年次社員・2年次社員との懇談会を行いました。

  • 在職者は1年前を回想しながら
  • 内定者は1年後をイメージしながら
  • 働いていく不安や悩み
  • 働いてみた現実や感動

こうした体験談は人事やベテラン社員から流暢に伝えるより、同世代の先輩から生々しく語ってもらった方が学生には響きます。一方、IT業界で働くことに未知なる不安を感じている部分は、百戦錬磨のエンジニアが豊富な経験を元にシンプルにわかりやすく伝えていきます。

笑えないのが、社長や人事担当者が良かれと思ってベラベラ話しているような内定式。学生は聞いているフリはするものの内心は、、、。目的は内定者が安心して入社することですから、そのためにベストな手段を選ぶことが大切。誰がどう伝えるかは手段にすぎませんよね。

先輩社員が自分の足跡を後輩に語ることには、ものすごい価値があります。

居酒屋で学歴自慢や理想論を語るのではなく、自分でやってみたこと・挑戦して得られた足跡を伝えていくことです。これが育成する後輩にとって一番の肥料となり成長が加速します。

成功体験も失敗体験も。上司に指示されたから仕方なくやるのではなく、率先して仕事を仕入れ、付加価値をつける努力をして成果を目指していく。

そんな先輩の背中と足跡を見た後輩は、きっとあなたに信頼と憧れを寄せていくと思うのです。