本番で不安になるのは事前の練習が足りないから。

だから繰り返しの練習をし、少しずつ不安が平常心へとシフトしていく。それでも本番は生き物だから予想外が起こる。でも練習をしていれば平常心が保てる分、予想外の出来事にも対応できる。

そもそも練習不足だったら、最低限のことをこなすだけで手一杯どころか、最低限のことすらできないかもしれない。そこで予想外のことが起きたら対処できるはずもない。

自動車の教習生ががちがちに緊張して運転している状態で、臨機応変に対応するのは難しいですよね。

しかし、少し実績ができると、少しお客からいい反響をもらうと上手くなった気になってしまう。本当はまだまだ甘ちゃんなのにオンリーワンだと勘違いしてしまう。

すると

  • 練習で手を抜きだす
  • できるところを省略する
  • できないところだけを練習しだす
  • 効率的にやろうとしてあれこれ考えだしドツボにはまる。

すると自称スランプだと錯覚してしまう。「調子が悪い」「こんなはずじゃない」いやいや

  • そんなレベルじゃないから
  • 練習が足りないだけだから
  • 気持ちが緩んでるだけだから

つべこべ言わず練習あるのみ。

そもそもこの記事を書こうと思ったきっかけは、先日参加した研修トレーナーのためのトレーニング。東京へ月1で集まってプレゼン力を磨き合う真剣勝負です。

このトレーニングに一番最初に参加したとき、チーフから言われたことを思い出す。

「終わりなき旅へようこそ」

最初は意味がわからなかったが、1年積み上げてみて身に染みてわかってきた。プロが練習をサボらないのに、素人がサボったら話にならない。できないのだからツボを押さえてとにかく時間とエネルギーを注ぎ込む。

成長にゴールはない。

ゴールに辿りつたと思ったら下降の始まりだから。