自分の特徴は当たり前すぎてスルーしていることが多いから。
就活で取り組む自己分析。結構苦手だったり苦戦する学生を多く見かけるが一人で黙々とやるより、みんなの前に晒(さら)した方が納得するものができるよ、という話。
実際にあった例だが「時間を大切にしている」学生がいた。
- 相手の時間を無駄にさせないように、待ち合わせには先に行く。
- 作業が手戻りしないように計画を立てたりこまめに確認する。
働くうえでとても大切なことが身についている。「とてもいい長所だねー」といっても本人は首をかしげる。本人にしてみれば当たり前すぎる習慣なので長所でも何でもないと思っていたらしい。他人から「○○さんって、時間にキッチリしてるよね~」と言われてハッと気づいたようだった。
個の特徴は、自分と他人で解釈が異なる。だから自己分析は一人でやるより自分を晒しながらみんなでやった方がいい。でも晒す(さらす)には勇気が要る。傷つくこともあるかもしれない。でも人は傷つきながら磨かれていくから。
自分が自信を持っている長所が実は自己満足だったと気づくかもしれないけれど、自分が考えている短所が相手から見たら長所に映っているかもしれない。
でもあなたのためを思って、いいことも・悪いこともきちんとフィードバックをくれる人は信頼していい。逆にあなたに興味がなければ大したフィードバックは出てこない。
こうして自分から見た自分と、他人から見た自分をすり合わせていくと、自分がどんな人間なのかが腑に落ち「自分を信じて前に進む」ことができるようになっていきます。
もし一緒に自己分析する人がいなかったり、信頼してフィードバックをくれる人がいなければ、私に連絡してください。メールのやり取りから始める形で良ければいつでも力になるよ。