間が無い話は刺さらない。
全体の中でどこが重要なのか。話し手が一番伝えたいことは何かがわからない。だから聞き手に何も残らないのです。間がない話しの原因は大体2つ。
緊張と照れ。
緊張すると早口になってしまい間がなくなるうえ、照れると間を打ち消したくなる。
「あのー、そのー、えー、そうですねー」
などと言わなくてもいい言葉で埋めてしまうから、間が無くなってしまうのだ。
- 節と節の間
- 文と文の間
- 単語と単語の間
間を取るのには話し手に勇気がいる。しかし間は、聞き手に考える(消化する)時間を渡すことになる。
間をとりすぎると間延びするのでさじ加減は必要なのだが、全く間の無い話よりたっぷり間があった方が伝わりやすい。
余計なものをそぎ落とすから、本当に必要なものが際立つのです。