公立高校の卒業式は今週がピーク。

高校生のみなさん卒業おめでとうございます。

 

進路講演やマナー指導などで出逢った皆さんが

進学や就職など新しい門出を迎えられるのは

とても嬉しいです。

 

期待も希望も不安も

いろんな想いが入り混じるこの時期。

通い慣れた学校・気の合う仲間と離れ

新しい環境へと踏み出す皆さんへ。

 

先が見えないから不安なのは当たりまえ。

でもそんな不安と向かいながら

一歩ずつ行動するから成長していきます。

 

しかし例年見かけるのが

卒業後それぞれの進路を歩みだすと

自分と周りと比べてしまうこと。

「あいつは楽しそうだ」

「なんで俺ばかり」

「あっちの進路の方がよかったかな」 

 

焦ることはない。

あなたの人生はあなただけのものだから。

 

他人と比べても愚痴や言い訳しか出てこない。

目に見えるものを比べるよりも

目に見えない自分を磨いた方が

納得のいく人生に少しずつ向かっていくから。

 

私がこれに気づいたのは33歳でした。

従兄弟が交通事故で突然他界した時、

後ろから頭をブン殴られたような衝撃は

「明日死ぬかもしれない」という危機感。

 

残された時間はどのくらいかわからない。

明日は当たり前にやってこない。

だから周りと比べたり会社や上司のせいにして

愚痴なんか言ってる場合じゃない。

って決めたら人生が変わりだしました。

 

これからいろいろ事が起こると思います。

 

バカみたいに笑い転げることも

夜が寝れなくなるくらい悔しいことも

心が張り裂けそうな悲しいことも

生きててよかった!って思えるほど嬉しいことも

 

東日本大震災からもうすぐ6年。

皆さんが小学校6年生の時

あの大震災を目の当たりにして

何を感じたでしょうか。

 

明日は当たり前にやってこない。 

 

他人と比べるより昨日の自分と比べてみよう。 

そして自分の人生を幸せにできるのは自分しかいない。

 

だから好きなことや興味のあることを

思い切ってやってみるといい。

 

絶対できる保証もないけれど

絶対できない保証もないから。

 

可能性は能力ではなく残された時間。

これから皆さんの人生がよりよいものになりますように。

 

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p.s

そしてキャリアで迷うことがあればいつでも連絡ください。

一緒によりよい方向を考えましょう。