教育は連続性が大切。人は教えるだけでできるようにはなりません。
- 理解しているか
- 納得しているか
- 行動しているか
- 機能しているか
こうして教えたものを育てていくのが教育。時間も手間もかかるが、組織であれば戦力となって返ってきいます。
立場や環境が変われば、新たな教育が必要になるため教育に終わりはありませんが、一人の教育者が教育し続けることは学校でもない限り難しいため、教育できる人を少しずつ教育していくことがポイントになります。
例えば会社での新人教育であれば、先輩社員が新人教育を担当すること。もし、先輩社員が新人の心境/目線を考えて工夫・模索をしながらも主体的に関わることができたとしたら、後輩は頼もしい先輩に見守られながら育っていきます。
しかしこうした頼もしい先輩を排出するためには、先輩の教育にも連続性な必要です。
研修は新入社員研修だけとか、毎年使いまわされているようなマニュアル通りの教育ではなく
- なぜやるのか
- やったらどうなるのか
こうした教育の意味を共有して、来年は自分が後輩を教えるのだということを意識してもらいながら熱意とともに伝えていくことで、教育が2年・3年と連続性を持って続いていきます。教育に正解はなくマニュアル化しづらいからこそ「話し合い・議論しあい・磨かれていく」ものだとつくづく思うのです。
今年も所属グループの新人歓迎会がありました。企画・運営は昨年の新入社員の皆さんだった。参加者は有志で60人ほど。仕事をしながら準備も大変だったと思うがプレゼントありサプライズありと盛会でした。
そしてまた来年。
今年の新入社員が先輩となり、次の新入社員を導いていく。そんな連続性のある「人が育ち続ける仕組み」を作り上げていくことが、強くしなやかな会社に成長していくことだと思います。