- 国籍を聴く
- 季節や気候(万国共通)の話題を振る
- 日本と比べてもらう
- 感想を引き出す
例えば
「ご出身はどちらですか?」
「ベトナムです」
「日本語聞きやすいですね!ベトナムの7月は日本と比べて暑いですか?涼しいですか?」
「あついです。40℃こえることもあります」
「40℃?!それはスゴイ!日本の夏は過ごしやすいですか?」
「いやー、ムシムシあついです(笑)」
「ありがとうございます!ですよね〜(笑)」
「そちらの学生さん、ご出身は?」
(略)
留学生は同じ国籍で座席が固まる傾向があるようです。外部研修で同じ会社の社員同士が固まって座るのと同じ心理かもしれません。
出身国に関係する質問をしていくと、同じ出身国の学生は同時に興味を持つので、一度で多数の学生と対話することができます。もし、国によって回答に違いが出てきたら違った意見同士をいじると、場全体が崩れていき軽いアイスブレイクになります。
実際にプレゼンした留学生に感想をお聞きしましが、最初の5分でリラックスし、以降のプレゼンに注目しやすかったと言っていました。
- 相手に興味を寄せる。
- 答えやすいように2択の質問する。
- 回答を承認し、さらに答えやすい雰囲気にする。
- さらに2択の質問をする。
あまりしつこいと勘ぐられますが、2回〜3回程度なら答えてくれます。
留学生だからといって構える必要はありません。私も気をつけていることと言えば、「気持ちゆっくり・滑舌よく話すこと」くらい。プレゼンは一発勝負なので、有意義な時間になるかどうかは最初の3分~5分がカギです。
聞き手は少なからず緊張したり構えているので、話し手が聞きやすい雰囲気を作ることが、プレゼン全体をいいコンディションにするポイントです。