先日参加した「働き方」ライトニングトーク会でご紹介した「働く動機」についての補足。
もし「やるべき事」「やりたい事」「やれる自分」の3つがすべて重なったり、少しずつ中心に近づいて重なる部分が大きくなっていくと、仕事や人生はメチャメチャ面白くなる。
実はこれ、3年前に尊敬するある方から教えて頂いた考え方だが、自分なりの解釈が増えたこともあり記録しておくことにする。3つすべて離れているとキツイのだが、一つでも重なる部分があっても仕事は格段に面白くなるよ。という話。
「やるべき」と「やれる」:ミッション・責任
もし会社員であれば、部署・役職から期待される役割がこなせている状態。逆にこの二つが離れている典型が新入社員。やるべきことに対してやれる自分が小さい状態が恒常的に続くと仕事はつまらない。だから勉強や経験値を重ねて「やれる自分」を大きくしていくと「やるべき事」と重なり成果がついてきたり、評価にも繋がったり、責任や裁量の大きい仕事がやってくる。すると仕事が段々面白くなってくる。
「やるべき」と「やりたい」:やりがい・モチベーション
起業や独立する人はここの重なりが大きい。ここが離れているのは理想(夢・目標・欲)と現実にギャップがある状態だが、「やれる自分」を大きくしていくことで「やりたい事」が見えてくることも多々ある。「やるべき」と「やりたい」は行動の原動力になるので、勉強にも熱が入る。仕事のやる気が~見たいな人はここが離れている傾向がある。
「やりたい」と「やれる」:自分らしさ・自己肯定感
やりたい自分がなかったり、やりたい事がやれていないと自己肯定感が低くなる。逆にやるべきこと(義務や責任)とは関係なく、やりたい事がやれていると自己肯定感(自分らしさ)が高まる。例えば好きな趣味や特技を活かして社外のコミュニティに参加するなどだ。やりたい事がやれると、自分から積極的に動きだすし、行動が増えればチャンスも増えてくる。
3つの輪が近付いてくると、ONとOFFの境目が無くなってくる。何か投資して勉強したことが仕事に活用できつつ、将来への種蒔きになっていたり。自分の好きなことや楽しいことを続けていると、紹介などで仕事が舞い込んできたりする。
3つ同時に近づいていくことは稀なので、どれか一つの円を少しずつ大きくしていければ相対的に他2つの円近づいていく。私も3つの輪を一つにすることが理想だがまだまだ道半ば。
だからこそ自分にできることを毎日コツコツ積み重ねていくことが、充実した人生に近づいていくと考えています。