- 情報が多い(量が多い、まわりくどい)とき
- 自分との関係が不明とき
オチが見えない話や自分と関係ない話を延々聞かされるほど、聞き手にとって辛いものはありません。
- 当事者意識を持つ内容を
- シンプルに
伝えることで、双方に意味のある会話やプレゼンへ繋がります。
当事者意識を引き出す
聞き手が「あ、それ私のことかも?!」と、思えるかどうかでプレゼンの行方は大きく変わります。そもそも聞き手に興味がなければどんなにいい内容も的外れになるから。そのために依頼者からヒアリングをしたり、参加者が何を考えてプレゼンに参加しているかを想定することが重要です。
以下は、高校1年生へコミュニケーションに関する講演で使用したスライド。参加者160人ほぼ全員が挙手しました。※いきなりピンポイントでは外す可能性もありますのでご注意を。
シンプルに伝える
一般的なプレゼンは、聞き手より話し手の方が知識・経験が上。だからといってあれこれとスライドに盛り込み過ぎると聞き手は消化不良を起こし、結果的に何も伝わりません。
聞き手にとってノイズになる情報は徹底的にそぎ落とします。聞き手の立場でスライドを何度も見直したり、事前に時間を計ってプレゼンの予行練習してみると、ノイズがボロボロと出てきますのでおススメです。
相手の興味を考えずべらべら話したり、相手の問題・課題にフォーカスせずキラキラ盛り盛りのスライドを見せられても、相手には響きません。
「で、あなたは何が言いたいんですか?」
と思わせた時点ですでに飽きられています。『何か質問ありますか?』と投げかけても質問はない。だって聞き手は早く終わってほしいと我慢しているから。
何を話すかの前に、相手が何を求めているか。
面接でも、会話でも、プレゼンでも。一所懸命伝えたいことがあるからこそ、参考にしていただければ嬉しです。