プレゼンテーションスキルと、コミュニケーションスキル
採用の仕事で成果を出すためには、この2つは切り離せないほど重要です。
採用の仕事は求職者(学生・社会人等)に会社の特徴・魅力をわかりやすく伝え、応募への動機づけを行いながら、両想いになれる人(←各社違いあり)を採用していきます。
自社の強みが求職者の将来にプラスか。求職者の経歴や強みが自社の強みをさらに伸ばし、自社の弱みを補完できそうか。それが求職者の意向と折り合うか。
このように応募者と仕事の橋渡しを行うのが採用の仕事です。
大手の採用担当は応募数が多すぎるので、効率的な仕組み化とノルマに追われますが、中小企業の採用担当はまるで営業そのものなので、人間力がメチャメチャ向上します。
人の気持ちを扱う仕事なので手法に成功セオリーはありません。
絶対的な正解セオリーはありませんが、逆に何をしても失敗もないのです。※法に触れるのは論外として
一昔前は求人広告やナビ媒体にお金をかければそれなりに応募者が集まった。淡々と自社の説明をしていても勝手に応募してくれた。
当時に通用した採用手法を手放せず、景気が悪いから集まらないと言い訳している採用担当は意外に多いです。
時代は変わりました。
会社説明会もプレゼンそのもの。まるでロボットのように説明して配布資料の読み合わせをしたり、会社の自慢話を続けていても学生は逃げてしまいます。
配布資料とスライドの役割分担や、説明会終了後の導線設計など全体の流れを考える。そして本番では学生目線でわかりやすく伝えることで、中小企業ではやっと応募に繋がっていきます。
それなりに採用コストを掛けているのに応募者が集まらない・選考辞退者が多いとお悩みの方。
原因は売り手市場(景気)や応募者の前に、自社の特徴・仕事の魅力が応募者目線で届いているか、学生の興味と反応と向き合って再度チェックされてみてはかがでしょうか。