面接時のコミュニケーション。

ここを練習し、見直しました。面接官のセオリーは一問一答形式が多い。

「まず自己紹介をしてください」

「志望動機を一言で言うと何でしょうか」

「長所と短所を教えてください」

「特技・趣味は何ですか?」

限られた期間で大量採用する場合にはある程度同じ質問の方が比較しやすいが、相手の本音が見えづらい。会話が企業からの一方通行になりがちで、固くて緊張する雰囲気になるためだ。

一問一答を引き継いだがしっくりこなかった。

建前で答えことに正しい採否はできない。なので本音や出やすいコミュニケーション形式に切り替えました。

「ところで今回ご転職の理由はどのような?」

「職場環境に問題がありまして、、、」

「もしよろしければ差支えない範囲で教えて頂けますか。」

「実は上司の方と**で考え方が合わなくて」

「なるほど、、、それは大変でしたね」

「仕事が忙しいこともあり、お互い意固地になってたかもしれません」

「時間がないと、無理もないことですよ。」

「ありがとうございます。御社はどのような上司の方がおられますか?」

「そうですね、例えば、、、」

といった具合に。

相手の本音が言いやすいような雰囲気作りと、コミュニケーションを心掛けた面接でお互い納得して合意できるようになった。

採用選考は企業も応募者もお互いなるべくミスマッチが無いように、コミュニケーションを取りあう場。形式的な面接よりも本音で話し合える状況の方が、お互いのためになると考えます。

そして面接者のコミュニケーションスキルは、長期的に見て企業の業績を左右する隠れた力だと思うのです。