「は? 金取っておいてこれ?」

 

都内で部下育成のコミュニケーション研修を視察した。講師は某大手企業出身・コンサル会社経営というベテラン講師(とだけ聞いた)だったが、コミュニケーション研修の講師が放つコミュニケーションがあまりに酷かったのでメモ。

 

講師の話がよくわからない

噛む(プロっぽくない)、語尾が曖昧(自信なさそう)、調子が一定(眠くなる)などなど、表面的な部分だけでも聞いてるこっちが辛くなる。研修の内容以前に、鏡の前で自分がどう見えているのかもっと練習した方がいいです。

 

当事者意識がない

参加者がなぜ研修に参加しているのか。何が問題でどのように変りたいのか。自分の話したい事や用意したものを読み上げるだけではロボットと同じ。つまり感情がない人からの話は聞く気が失せる。参加者がわかる言葉や置換えをしないと、聞いて終わりの研修になります。 

 

嘘っぽい

本気じゃないと嘘っぽく見える。「ココ大事です!」という言葉でも、当事者意識がない人から聞くと、何となく片手間で言ってる感じになる。嘘っぽい言葉を信じて仕事に生かそうとする人はまずいない。逆に、失敗経験や本気で参加者のためを思って放つ言葉にはエネルギーが宿る。だから届くのです。

 

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