新卒の会社説明会を行って「採用と営業は共通点が多いなー」と改めて感じたお話。
1.採用は「会社の広告塔」
学生にせよ既卒者にせよ、応募した会社の第一印象は人事担当者とホームページで決まります。採用担当を通して会社の採用への意欲を感じとっているようです。
いつどこで誰に会うかわかりません。たまたま立ち寄ったコンビニやファミレスで採用を見送った学生がバイトしているかもしれない。「壁に耳あり障子に目あり」は営業も採用も同じです。
2.採用は「臨機応変に処理する」
営業も採用も人相手のなので、相手が何を求めているかをかぎ取ることが大切なポイントです。例えば会社説明会に参加する学生でも、文系・理系で聴きたい内容は違いますし、時期によってもニーズが違う。
ある程度セオリーはあるにせよ、相手や状況を見ながら臨機応変に対応していくのは営業も採用も同じことです。マニュアル通りの通り一辺倒の説明や採用フローでは取りこぼす可能性があります。
3.採用は「相手を動かす」ことが成果
説明会や面接はプレゼンそのもの。解かりやすく伝えることはもちろん、相手の行動に動機付けをもたらせるか。
いい話を聞きました(おわり)ではプレゼンした意味がありません。次のアポ・契約・他社の紹介など聞き手に次のアクションを起こせるかは、営業も採用も同じです。
相手がいるから仕事ができる。どんなに優れたプレゼンができてもどんなに優れた製品・サービスを持っていても、相手がいなければ無力です。
だから聞き手との出逢いに感謝しながら、相手のために最善を尽くすことが大切だと思うのです。