社会人と話すこと。
例えば、親・親戚・学校の先生・アルバイト先の先輩や店長など、、、特に今まで話したことのない人や「何となく話すことが苦手・恥ずかしい」と感じている人なら◎。自己紹介でも、今の不安や悩みでも、自分の得意なことでもテーマは何でもいいと思います。
なぜなら、就職活動自体が社会人とのコミュニケーションだから
電話やメール、インターンや説明会、試験や面接、、、就活のさまざまな場面で今まで経験したことのない相手とコミュニケーションを取っていくからです。
「面接に不安」という気持ちの因子は
- 面接という特殊な場で
- ほぼ初対面の社会人と
- 自分の過去や将来をホンネで話し合う
といった学校や家庭では経験しないようなことが、これからやってくるから不安を感じてしまうのだと思います。
経験値が少ないものには不安を感じるのは当然です。
- 自分をうまくPRできるか
- 質問にうまくこたえられるか。
- 相手に失礼な印象を与えないか
もし、こうしたことに悩んでいる時間があればチャンス。その悩みを横に置き1分でも多く社会人と会話する時間を増やしてみてください。コミュニケーションの場数が増え、社会人と話すことに少しずつ違和感を感じなくなっていきます。
私もコミュニケーションが苦手でした。だから今回、就活支援でお会いした学生みなさんの気持ちはすごくわかります。
なるべく人と話さずに仕事がしたいと思っていました。しかし、重要な仕事やポジションになるほどコミュニケーションが必要になり行き詰りました。そこで、コミュニケーションスキルのツボとコツを学び、場数を増やしてトレーニングを重ねていくことで、少しずつ苦手意識を克服することができ、今では研修トレーナーとして全国で仕事ができるようになりました。
コミュニケーション能力は、決してセンスや才能で決まるものではありません。ツボを押さえて場数を踏めば、誰でも能力を身につけることができます。
まずは場数を増やしてみることから始めてみましょう。
もし野球が未経験の少年が、試合でヒットやホームランが打てるかどうか悩んでいたら、あなたなら何と声を掛けるでしょうか?
まず素振りをしてみたり、バッティングセンターに行ったり。もちろん成長のスピードを速めたいのなら、身体を鍛えてバットの振り方を学ぶなど、ツボを押さえるトレーニングが必要ですが、まずできることから初めてみるのではないでしょうか。
もし今の私がタイムマシンで就活していた当時にタイムスリップできたら、同じことを伝えてあげたい。なぜなら、コミュニケーション力を高めることは、仕事だけでなく人生を面白く・充実したものに繋がるからです。
就活はコミュニケーション力を高める絶好のチャンス。私は遠回りしましたが、今回参加してくれた皆さんは、はやばやと一歩目を踏み出しています。
だからきっと就活も大丈夫。
今回出会えてとても嬉しかった。そして休日にもかかわらず協力して下さった社会人の皆さんがいてくれたから、学生の皆さんとお会いすることができました。
もし一人でできないことでも、自らコミュニケーションを取り、同じ方向を目指せる仲間を見つけられれば、こうして実現することができるから。