2018年1月5日の昼間。
誤報の緊急地震速報が流れ、ネットでは誤報にプンスカ怒っている人をちらほら見かけました。
平和ボケもいい加減にしましょう。
揺れてから避難しては間に合わないからこその緊急地震速報でしょ?
正月休み明けの日中、仕事始めのオフィスや始業式で学校にいた人も多かったと思います。もし本当に大震災が起きていたら、、、大丈夫でしたか?
津波・建物倒壊・二次災害などの危険からいち早く身を守るために、1秒でも早く地震が来ることを知らせるための仕組みなのに、どこかで「実際に揺れ始めてから行動すればいいや」とか思っていませんでしたか?
ITエンジニアの経験から完璧な仕組み(情報システム)はありません。もちろん誤報や空振りばかりでは情報の信頼性が下がり存在意義が問われてしまいます。
しかし今回は原因が2箇所発生と判明しています。携帯等のアラートが動作したことが確認でき、緊張感のある訓練だったと考えたり、今後の改善に繋げてほしいと思うのは私だけでしょうか。
もし誤報だったとしても
- 緊急時の避難場所を確認したり
- 備蓄品の状態や持ち出し手順をチェックしたり
- 企業であれば安否確認の仕組みや体制を見直したり
何も起こらなかったからこそ、やれることも沢山あると思うのです。
東日本大震災からもうすぐ7年。
今回の誤報で一人でも多くの人が、災害への危機意識を持ち直すきっかけになればと願います。